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不眠症

睡眠薬との上手な付き合い方

毎日きちんと服用し、眠れる自信がついたら減量を

 聞き手:稲垣麻里子=医療ジャーナリスト

「薬なしでも眠れる」ことが不眠症治療の最終目標

医療機関で処方される睡眠薬には、どのような種類やタイプがあるのでしょうか。

 一般に処方されている睡眠薬の中で、歴史が古いのは「ベンゾジアゼピン系(ベンゾ系)」で、1960年頃から使われ始めています。1980年代に、より副作用が少なく安全性の高い「非ベンゾジアゼピン系(非ベンゾ系)」が発売され、現在ではこちらが主流となっています。ベンゾ系と非ベンゾ系では、鎮静効果が非ベンゾ系の方が弱いので、精神疾患による不眠症には効かないイメージがありますが、非ベンゾ系の一部の薬剤をうつ病患者に使用したところ、睡眠と精神症状の両方が改善されたというデータもあります。ふらつきなど筋弛緩作用による副作用も非ベンゾ系の方が少ないので、ふらついて転倒すると骨折などを起こしやすい高齢者には非ベンゾ系が適しています。


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