下肢静脈瘤の血管内治療はここまで進んだ
保険適用でより受けやすく
聞き手:稲垣麻里子=医療ジャーナリスト
1990年代後半に登場した下肢静脈に対する血管内治療は、体への負担が少なく回復も早いことから、2000年に入ってから欧米を中心に急速に普及している。日本では2011年1月に980nmのレーザー焼灼術、2014年5月にはよりクオリティの高い1470nmのレーザーが、また、2014年7月にはラジオ波(高周波RF)焼灼術も保険適用となり、導入する医療機関も増えている。下肢静脈瘤における血管内治療の最新事情について聞いた。第1回は「足のむくみ、だるさ、血管のボコボコは治せる【下肢静脈瘤】」、第2回は「下肢静脈瘤、治療の選択肢が広がり日帰りが主流に」。・・・