睡眠時無呼吸症候群は治らないって本当?
治療は長期戦、一生付き合う覚悟を
聞き手:稲垣麻里子=医療ジャーナリスト
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、1976年に病名がつけられ、現在の治療法の主流であるCPAP(シーパップ)療法が初めて開発されたのは1981年、マウスピースの効果が確認されたのは1984年と、歴史としてはまだ浅い。国内患者数が200万人とも300万人とも言われる中、治療を受けているのは1割程度だという。働き盛りを襲う睡眠時無呼吸症候群。より多くの人が早期発見し、治療の意義を認識することが望まれる。・・・
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