ユーグレナ
ゆーぐれな、euglena
学名Euglena。ユーグレナ藻、ミドリムシともいう。葉緑体を有し光合成を行うとともに、鞭毛(べんもう)により動くという植物と動物の要素を持つ単細胞生物。クロロフィル、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸などを含む。光合成で作り出すβ-グルカンの結晶「パラミロン」にコレステロールの吸着作用があり、ユーグレナを用いた動物試験でコレステロールの吸収抑制が確認されている。また、動物試験で、血圧の上昇抑制、脳卒中の発症低下などの報告もある。1日目安量は1g。食品以外にも、二酸化炭素吸収能やバイオ燃料素材としても期待されている。