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飽和脂肪酸

ほうわしぼうさん、saturated fatty acid

 脂肪を固まりにくくする特殊な結合(二重結合)を持たない脂肪酸。食品に含まれる脂肪酸の多くは、脂肪酸の鎖が長い(炭素原子の数が11個以上の)脂肪酸(=長鎖脂肪酸)なので、二重結合を持たない脂肪酸を多く含む脂肪は常温で固体の物性を持っている。二重結合を多く含む脂肪酸が常温で液体なのに比べ、血液をドロドロにする性質が強いので、“悪玉”脂肪酸と位置付けられる。肉や牛乳、卵といった動物性食品に含まれる脂肪酸は、この飽和脂肪酸が多い。一方、脂肪酸の鎖の長さが中程度の中鎖脂肪酸を多く含む脂肪の場合は、その中鎖脂肪酸が飽和脂肪酸であっても、サラサラの液体。この中鎖脂肪酸の多い脂肪は、摂取しても体内で燃焼しやすい性質を持っている。もっと脂肪酸の鎖が短い短鎖脂肪酸は、有機酸と呼ばれる。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」の成人(18歳以上)1人当たりの1日目標量は、男女ともに総エネルギーの4.5%以上7.0%未満。

 

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