日経グッデイ

サプリメント事典

ベニバナ

 サフラワーともいう。紅花とも表記する。学名Carthamus tinc-torius。キク科の一年草。夏に咲く紅黄色の花弁は、薬用や染料、口紅の原料になるほか、ハーブティーにも利用される。色素成分やフラボノイド成分を含み、抗酸化力を発揮して全身の代謝を高める。紅花の若芽を乾燥させた健康食品もある。種子を搾って作るサフラワー油は、食用の植物油として利用される。もともとはn-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)に分類されるリノール酸の比率が高い油だが、品種改良によって一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸の比率を高めたものも開発され、商品化されている。また、紅花の種子から抽出した紅花ポリフェノールには、血管年齢(加速度脈波)を改善する効果があり、サプリメントが販売されている。

 生薬名は紅花(こうか)。「血」をめぐらせる作用があるため、「瘀血(おけつ)」によって起こる月経のトラブルに用いられる。ただし、出血傾向がある場合や月経過多の女性、妊婦には使うべきでない。紅花そのものを食品としてとる場合にもとり過ぎないよう注意が必要。