日経グッデイ

サプリメント事典

ビタミンB1

 でんぷんなどの炭水化物を分解してエネルギーを取り出すのに必要な水溶性のビタミン。食品では豚肉、米ぬか、ゴマなどにたくさん含まれている。体内でピロリン酸が2個結合したチアミンピロリン酸(TPP)になり、解糖系やTCA回路(エネルギー産生回路)で働く複数の酵素の補酵素になる。不足すると力がわかずに疲れやすくなり、脚気になることも。多量にお酒を飲む人では吸収率が下がるので意識して摂取したほうがいい。1日当たりの摂取目安量にビタミンB1が0.3~25㎎含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められている。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」の成人(18歳以上)1人当たりの1日推定平均必要量は男性18~49歳が1.2㎎、50~69歳が1.1㎎、70歳以上が1㎎、女性18~69歳が0.9㎎、70歳以上が0.8㎎。推奨量は、男性18~49歳が1.4㎎、50~69歳が1.3㎎、70歳以上が1.2㎎。女性は18~69歳が1.1㎎、70歳以上が0.9㎎。推定平均必要量、推奨量ともに妊婦は中期(16~28週未満)0.1㎎、末期(28週以後)0.2㎎、授乳婦は0.2㎎の付加が必要。