パンガミン酸
ぱんがみんさん、pangamic acid
脂質代謝などにかかわり、細胞の活性化作用があるとされる成分。1951年にアンズの種子から発見された。水溶性で抗酸化力が強く、ビタミンB様の作用を持つためビタミンB15と名付けられたが、生体に欠かせない成分かどうかがはっきりせず、今ではビタミンの仲間には入れず、ビタミン様作用物質との見方が主流。食品ではゴマやパンプキンシード、精製していない穀物などに含まれている。サプリメントのほか、皮膚の新陳代謝を早めるとして、シワ対策化粧品に配合される。