バナバ
ばなば、banaba/giant crape myrtle
学名Lagerstroemia speciosa。和名をオオバナサルスベリというミソハギ科の常緑高木。フィリピンなど熱帯、亜熱帯地方に分布、糖尿病の民間治療薬として古くから使われてきた。だ円形の肉厚の葉を乾燥させたものが、茶葉として利用される。葉のエキスに含まれるコロソリン酸という成分には、インスリンのように血液中の過剰な糖分を細胞へ取り込む作用がある。一日目安量はエキスで100~1000㎎程度。糖尿病患者を対象にした試験では、バナバエキスを1日1125㎎(コロソリン酸0.16㎎含有)ずつ4週間のんだところ、血糖値の低下が確認された。ミネラルも豊富。