日経グッデイ

サプリメント事典

当帰

 

 セリ科の植物で、生薬としては根が使われる。学名Angelica sinensis。「温性」の医薬品で、「血」の不足があるときに用いる「補血(ほけつ)薬」の代表格。おだやかに血をめぐらせる作用もある。月経や産後のトラブルや更年期障害など、婦人科では最も出番の多い生薬。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や帰脾湯(きひとう)、加味逍遙散(かみしょうようさん)など、婦人科でよく用いられる漢方薬のほとんどに含まれている。なお、フランスの有名な薬草酒、ベネディクティンに用いられるアンジェリカ(学名Angelica archangelica)も当帰の仲間。