日経グッデイ

サプリメント事典

丁子

 学名Syzygium aromaticum。クローブの和名。フトモモ科の常緑木で、つぼみを香辛料として使うほか、薬用にもする。精油成分としてオイゲノール、ポリフェノールとしてオイゲニインを含む。バニラに似た甘い香りと、山椒のような舌への刺激感が特徴で、カレーを作るときに使うミックススパイス「ガラムマサラ」には必ず入っている。ヨーロッパでは口内炎・歯周炎の治療や、虫歯の痛み止めとして古くから使われている。

 丁香(ちょうこう)と呼ばれ、胃や全身を温める生薬。しゃっくり、胃腸の冷えからくる食欲不振や下痢、吐き気、腹部の痛み、冷え性などに用いられる。なお、鬱金(秋ウコンや春ウコンの塊根)との相性が悪いといわれ、一緒に用いることはない。