コーヒー
こーひー、coffee
学名Coffea arabica。豆を焙煎してお湯で抽出した飲料がコーヒーとして広く飲用されている。中枢興奮、覚醒、利尿作用を持つカフェインや、抗酸化力が強いポリフェノール成分を含む。カフェインが持つ覚醒作用で集中力が高まる。肝硬変による死亡や直腸がん、糖尿病、パーキンソン病などの発症リスクの軽減や、動脈硬化の予防などの効果が知られている。日本人に対する疫学研究で肝がんのリスクを下げることもわかっている。急性の下痢や口腔粘膜の軽度炎症に対する効果も確認されている。コーヒーのポリフェノールの一つであるクロロゲン酸は焙煎によって含有量が減少する。