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クロム

くろむ、chromium

 糖や脂質の代謝に欠かせないミネラル。特に、血糖値をコントロールするインスリンの働きを正常に保つのに必要。不足すると糖尿病や動脈硬化を引き起こす。クロム不足の糖尿病患者に投与し、治療効果が上がった例も報告されている。食品では、アナゴやヒジキ、ホタテ貝、ナッツ、そして玄米などの未精製の穀類にも多い。サプリメントの場合、米国ではキレートしたピコリン酸クロムが主流。日本では、クロムがたっぷりの培養液で育てた酵母、クロム酵母の形で含まれる。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」の成人(18歳以上)1人当たりの1日推定平均必要量は男性18~49歳が35μg、50歳以上が30μg、女性18~69歳が25μg、70歳以上が20μg。推奨量は、男性18~69歳が40μg、70歳以上が35μg。女性は18~69歳が30μg、70歳以上は25μgとする。妊婦、授乳婦に付加量はなし。耐容上限量は特に定められていないが、1日600~1000μgまでのクロムサプリメントを継続的に摂取した場合、健康上の利益は何ら認められない上、吐き気や下痢などを起こすことがあり、まれに頭痛や不眠などの睡眠障害が起こることもある。

 

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「サプリメント事典」検索サービスは、日経BP社日経ヘルス編『サプリメント事典 第4版』(2011年3月発行)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は日経BP社に帰属します。

◎本サービスについて
・掲載情報は、日経BP社日経ヘルス編集部の取材活動を基にしたものです。
・本文中、不調や病気に効果があるとされる成分や素材は、その効果を保証するものではありません。
・複数の学名がある場合は原則として代表的なものを示しました。
・(財)日本健康・栄養食品協会が規格基準を設けている健康補助食品の説明は、同協会が発行している「健康補助食品 規格基準案集」から抜粋・要約しました。

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