共役リノール酸
きょうやくりのーるさん、conjugated linoleic acid
サフラワー(ベニバナ)やヒマワリの種子から抽出して作られる油成分。微量だが牛肉やチーズにも含まれる。油の一種なのに、ダイエットに効果がある。脂肪細胞中の脂肪分解酵素を活性化するとともに、脂肪を熱に変える「UCP」というたんぱく質を増やす。脂肪分が脂肪細胞に取り込まれるのを防ぐ作用も持つ。内臓脂肪が多い人に効きやすいとされる。有酸素運動と併用すると効果的で、運動開始30分前にのむといい。運動しない場合は食事の15~30分前にのむ。1日の摂取目安量は1000~2000㎎。油なので、脂肪の吸収を阻害するキトサンなどとは一緒にとらないほうがいい。異性化リノール酸とも呼ぶ。