カリウム
かりうむ、kalium/potassium
体内では主に細胞内に存在し、体液の浸透圧の決定や、神経伝達などに関わるミネラル。ポタシウムとも呼ばれる。高血圧の原因となるナトリウムの排出を促すとされ、血圧を下げたり、脳卒中の予防効果がある。食品では、海藻、野菜、果物、豆類に多い。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、成人(18歳以上)1人当たりの1日目安量は男性2500㎎、女性2000㎎。授乳婦は400㎎の付加が必要。目標量は男性18~29歳は2800㎎、30~49歳は2900㎎、50歳以上は3000㎎。女性は18~29歳は2700㎎、30~49歳は2800㎎、50~69歳が3000㎎、70歳以上は2900㎎。