海洋深層水
かいようしんそうすい、deep sea water
水深200~300mより深いところにある海水のこと。太陽光線が届かないため、植物プランクトンはほとんど光合成を行っておらず、光合成の結果作られる有機物が少ないため、それを分解する細菌類も少ない。産業排水や生活排水の影響もほとんど受けない。マグネシウムやカルシウムといったミネラル分が豊富で、常に低温で水質も安定している。海洋深層水をくみ出し、塩分を除いた水が、販売されている。便秘を改善したり、ピロリ菌の抑制、血液サラサラ効果などが知られている。