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エフェドラ

えふぇどら、ephedra

 中国名は麻黄(まおう)。学名はEphedra sinica。中国からモンゴルにかけて自生するマオウ科の植物で、根や茎を乾燥させて、医薬品などに用いる。日本では医薬品にあたる。サプリメントでは有効成分のエフェドリンを化学的に合成したものが使われてきた。かつて米国で、減量、筋肉増強、エネルギー代謝のアップ、気分の高揚などの効用を持つハーブ・サプリメントとして人気を博したが、服用後の死亡事故などが続発したため、2004年4月、FDA(米食品医薬品局)は全米でサプリメントとしての販売を禁止した。そのため、最近では、エフェドリンに似た化学構造をしたシネフリンを含むビターオレンジが代替品として販売されている。

 麻黄は、咳をしずめる鎮咳(ちんがい)作用、体内の余分な水分を排出する利水(りすい)作用のほか、発汗作用を持つ生薬として葛根湯(かっこんとう)や小青竜湯(しょうせいりゅうとう)などの漢方薬に配合されており、寒けがひどいカゼなどに用いられる。「温性」で発汗力が強いため、汗をかき過ぎているとき、抵抗力が落ちているときには向かない。用法用量を守り、連用には十分な注意が必要。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「サプリメント事典」検索サービスは、日経BP社日経ヘルス編『サプリメント事典 第4版』(2011年3月発行)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は日経BP社に帰属します。

◎本サービスについて
・掲載情報は、日経BP社日経ヘルス編集部の取材活動を基にしたものです。
・本文中、不調や病気に効果があるとされる成分や素材は、その効果を保証するものではありません。
・複数の学名がある場合は原則として代表的なものを示しました。
・(財)日本健康・栄養食品協会が規格基準を設けている健康補助食品の説明は、同協会が発行している「健康補助食品 規格基準案集」から抜粋・要約しました。

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