エゾウコギ
えぞうこぎ、Siberian ginseng
学名Acanthopanax Senticosus。シベリアニンジンの和名。高麗ニンジンと同じウコギ科の植物。シベリアや中国東北部、北海道などに自生する。主に根を用い、主な有効成分はエレウテロシドと呼ばれる物質。体の抵抗力を増し、単純ヘルペス感染の症状を軽減するという報告がある。脳機能を活性化したり、スポーツ選手の運動能力を高める効果もあるとされ、旧ソ連ではオリンピック選手にエゾウコギ(シベリアニンジン)エキスをとらせていたという。糖尿病薬など他の薬を併用するときは注意が必要。