アンジェリカ
あんじぇりか、angelica
学名Angelica archangelica。セリ科の多年草で、茎を料理に、根を薬用に使う。食欲不振や胃けいれん、胃の膨満感などを和らげる作用があり、ドイツでは医薬品として認められている。精油は根と種から取れ、香りを吸うと気管支炎に効くとされる。ただし、精油には日光で変化する成分が含まれているので、顔など光が当たる部分には塗らないほうがいい。なお、漢方薬として使われる当帰(トウキ、学名Angelica acutiloba)とは別のもの。アンゼリカともいう。妊娠中は避ける。