亜麻仁油
あまにゆ、flaxseed oil
中央アジア原産の一年草、亜麻(学名Linum usitatissimum)の種子から搾った油。フラックスシードオイルとも呼ばれる。必須脂肪酸であるn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)の一種であるα-リノレン酸を豊富に含む。α-リノレン酸は体内に入ると一部がDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に変化する。リグナンも含む。ドイツでは便秘や過敏性腸症候群(IBS)にいいとされている。酸化しやすいため、加熱調理に使うよりドレッシングなどで生の状態で使うほうがいい。遮光できる箱などに入れ冷蔵庫で保存、早めに使い切る。一方、亜麻の種である亜麻仁も販売されており、こちらは加熱しても酸化しにくい。