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忘年会シーズン直前! 二日酔い最新撃退法

酔わない飲み方、7つのウソ・ホント

王道は、きちんと食べながら飲むこと

 武田京子=ライター

 

噂その3 水を飲みながらお酒を飲めば悪酔いしにくい

答え ホント!

 「お酒を飲むと、尿がたくさん出るために脱水状態になりやすく、それが頭痛やめまいなどの原因になります。これを防ぐためにも、飲酒時には十分な水分補給が大切です」と三菱UFJニコスの産業医、中野里美さんは話す。

 特に、ウイスキーや焼酎など、アルコール度数が高い酒の場合、血液中のアルコール濃度が急激に上昇しやすく、肝臓の負担が大きくなるため「チェイサー」として水を一緒に飲むのは不可欠といえる。

 自分が脱水しているかどうかの目安としては、頭痛の有無ほか、「おしっこの色」があるという。狭間さんは、「脱水状態になると、おしっこの色が濃くなる。そうならないよう意識して水分をとってほしい。お酒を飲んでいるときにはトイレでおしっこの色が、透明から薄い黄色であることを時々確認するといいでしょう」とアドバイスする。

アルコールと一緒にトマトジュース(©BASICO / PIXTA)

 最近では、アルコールと一緒にトマトジュースを飲むとアルコールの代謝が促進されるという研究結果も発表されている。

 焼酎100mLとトマトジュース約480mL、または焼酎100mLと水480mLを飲む実験で、トマトジュースを飲んだグループの方が血中のアルコール濃度が低くなるほか、血中アルコール濃度が低下するスピードも速まったという。トマトに含まれるブドウ糖、果糖などの糖類と、アラニン、グルタミンなどのアミノ酸などがアルコール分解酵素の活性を高めるためといわれているが、詳細なメカニズムはまだわかっていない。

 ちなみに、ウォッカをベースとするトマトジュースを用いた「ブラッディマリー」というカクテルがあるが、これは酔い予防も考えた科学的なお酒といえるだろう。

 

噂その4 チャンポンすると二日酔いになりやすい

答え ウソ!

 「昨日はチャンポンしちゃったから二日酔いがひどいよ」―。そんな会話を耳にすることもしばしば。しかし、二日酔いのなりやすさと、複数の種類のお酒を飲む“チャンポン”飲み自体に関係はない。前回の記事で紹介したように、二日酔いの大きな要因は、自分の肝臓のアルコール処理能力を超えて飲酒してしまうかどうかにある。何種類のお酒を飲もうと、適量を守っていれば基本的には二日酔いにはならない。

 では、なぜ“チャンポン”飲みをすると二日酔いになりやすいと感じてしまうのか。「お酒の種類を変えると、飲み口が変わるために、おいしく感じます。ついついお酒が進んでアルコールの摂取量自体が多くなってしまうのです。また、いろいろと飲んでいるうちに、自分がどれだけ飲んだのかわからなくなってしまい、適量を超える危険性も高まります」と中野さんは説明する。

 また、飲むピッチが早い人は血液中のアルコール濃度が上昇しやすく、酔いやすい。いろいろなお酒を楽しみたいときには、まずはゆっくりと飲むように心がけ、自分がどれだけ飲んだかを覚えておくことが重要だ。

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