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「言い訳」から読み解く、ダイエット成功のコツ

太っていた頃の私は「言い訳」ばかりでした

座っていた便座が割れた! 漫画家・わたなべぽんさん直伝のダイエット術

 北村昌陽(きたむら まさひ)=科学・医療ジャーナリスト

すてきな生活スタイルへのあこがれが原動力

 ──でも、そこまで食べることに慣れていたら、なかなかその手前では満足できなかったのでは?

 ええ、最初は物足りなかったです。それを埋めるのが、おしゃれな料理の盛りつけとか、すてきな食器といった、スタイル的な満足感です。「こんなかわいいものを食べてる私ってすてき」っていうところに浸りきって、満足感で満たされる。こういうのは、女性の方が得意かもしれませんね。

 “スリム美人”という言葉は、「美人」が入っているところが大事なんです。ただやせるだけじゃなく、自分が憧れるすてきな女性のイメージです。生活スタイルやものの考え方まで含めた理想のスリム美人をイメージして、その生き方をそっくりまねして浸るんですよ。

 ──なるほど。すてきなスタイルへの憧れが原動力なのですね。ただ、スリムですてきな人は、太っていた頃にも同じものを目にしていたはずですよね。

 そうですね。でも当時は、おしゃれですてきな生活をしている人のブログなんかを見ると、「けっ、かっこつけちゃって」って感じていました。どこかで憧れる気持ちもあったはずなのに、ひねくれて卑屈になっていたように思います。だから言い訳をする。

太ったのは自分。だから、自分が変わればやせられる

 ──そのひねくれた姿勢から、憧れのスタイルを素直にまねする方向へ切り替えられたのは、何がポイントだったと思います?

 私の場合、自分の言い訳の言葉や習慣、測ったサイズなどを、ノートにびっしり書き出していったのがよかったと思います。文字にすると嫌でも自分を直視しますから、「ああ、言い訳だらけだ」とはっきり分かる。それが、自分をちゃんと見つめることにつながったと思います。

「お腹が苦しくなるまで食べる」「お腹が減るまで食べない」といった二つの「食べ癖」を見直した。『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』(KADOKAWA)より。
「お腹が苦しくなるまで食べる」「お腹が減るまで食べない」といった二つの「食べ癖」を見直した。『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』(KADOKAWA)より。
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 結局、あれこれ言い訳せずに「太ったのは自分のせいだ」と思えるかどうか。これができれば、「だったら、自分さえ変わればやせられる」と素直に思えます。

 太っているときって、自意識過剰なぐらい自分のことばかり考えているくせに、自分を直視するのが嫌なんです。だから体重やサイズも測りたくないし、言い訳ばかり出てくる。どうせ私なんて、って投げやりになっている。私もそうだったから、すごくよく分かります。でもそれは、自分で自分をつらくしているだけなんです。

 自分をちゃんと見つめ直してみると、むしろ自分を意識しなくて済むようになります。そうしたら、足かせが外れたように生きることがラクになりました。これは本当に驚きでした。

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