日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > ダイエット・食生活  > 「言い訳」から読み解く、ダイエット成功のコツ  > 太っていた頃の私は「言い訳」ばかりでした  > 2ページ目
印刷

「言い訳」から読み解く、ダイエット成功のコツ

太っていた頃の私は「言い訳」ばかりでした

座っていた便座が割れた! 漫画家・わたなべぽんさん直伝のダイエット術

 北村昌陽(きたむら まさひ)=科学・医療ジャーナリスト

減った体重を維持していなければ、成功ではない

 もう一つ、大きなきっかけがありました。さっきの便座事件の後、夫の前で「今度こそ本気でダイエットする」って宣言したんです。私はそれまで、数え切れないほどいろいろなダイエットをやって、10キロ以上やせたこともあったので、心のどこかで「やせるのなんて簡単さ」って思っていたところがありました。まあ、これも言い訳ですが。

 でも、そこで夫に「そんなに何度もダイエットに成功したのに、なんで今も太ってるの?」っていわれた。もうあまりにも正論で、返す言葉も出なかった。

ダイエットに成功してもまた体重が元に戻る姿を見て、ご主人の素朴な疑問が著者の心を突き刺した。 『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』(KADOKAWA)より。
[画像のクリックで拡大表示]

 ──それは…、ぐさっときますね。

 リンゴだけ食べて10キロやせても、その体重を維持していなければ、ダイエット成功といえないわけです。当たり前のことですが、そのときやっと気がつきました。

 一生リンゴだけで生きていけるわけじゃありません。結局いつかは、太っていた頃の生活に戻る。それしか知らないわけですから。そりゃあリバウンドしますよね。

 だから、小手先のダイエット法ではなく、生活習慣そのものを見直す方向でいかないとダメだなって思うことができました。

スリム美人はお腹が空いてから食べる

 ──何から始めたのですか?

 まず観察です。身の回りで見かけた、スリムで素敵に見える人の行動を徹底的にチェックして、自分と何が違うかを考えた。

 スリムな人も、トンカツを食べないわけじゃありません。普通に食べています。ただ、食べる量や頻度が違うだけ。その違いはどこから来るの?って考えると、どうも「空腹感」や「満腹感」の捉え方に差があるんですね。

 太っていたときの私は「お腹が空いたら困るから食べておこう」と考えて、いつも何か食べていました。今考えると、空腹になることが怖かったんです。でもスリムさんは「忙しいからお昼抜いちゃった」なんて平気で言っている。旅行先でも、「夕べは食べ過ぎたからいいや」とか言って朝食をパスする。お腹が空くことが怖くないんですね。

 ──お腹が空かないように食べる、ではなくて、お腹が空いたら食べる、と。

 そう。それで私も、空腹になるまで待ってみました。お腹が鳴る音なんて何十年ぶり?っていうぐらい新鮮で(笑)。それで食べてみると、味覚が敏感で、おいしんですよ。“あー、今までは適当に味の濃いものを腹に詰めていただけだったんだ”って思いました。

 自分のお腹にどのくらいご飯が入ったかも、よく分かります。食べることで徐々に体が温まってきて、元気が出てくるのが実感できる。

 「これが満腹!」っていうのも感じられました。私が思っていた満腹ラインよりずっと手前で。それまでは、満腹ってのど元一杯ぎちぎちまで食べることだと思っていたんです。でもそれは満腹感じゃなくて、胃袋の悲鳴(笑)。

RELATED ARTICLES関連する記事

ダイエット・食生活カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

  • もの忘れと認知症の関係は? 認知症リスクを下げる生活のポイント

    年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うもの。しかし、「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」といった“もの忘れ”は、中高年になると誰もが経験する。⾃分は周りと比べて、もの忘れがひどいのでは? ひょっとして認知症が始まったのか? と不安になる人も多い。このテーマ別特集では、もの忘れの原因や、将来の認知症にどうつながるのか、認知症を予防するにはどうすればいいのかについて、一挙にまとめて紹介する。

  • 痛風だけじゃない!「高すぎる尿酸値」のリスク

    尿酸値と関係する病気といえば「痛風」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、近年の研究から、尿酸値の高い状態が続くことは、痛風だけでなく、様々な疾患の原因となることが明らかになってきた。尿酸値が高くても何の自覚症状もないため放置している人が多いが、放置は厳禁だ。本記事では、最新研究から見えてきた「高尿酸血症を放置するリスク」と、すぐに実践したい尿酸対策をまとめる。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.