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【特集】 「言い訳」から読み解く、ダイエット成功のコツ

言い訳…その2「今食べておかないと、いつ食べられるかわかんないから」

つまめる脂肪があるなら、1食ぐらい抜いても問題なし。

 北村昌陽(きたむら まさひ)=科学・医療ジャーナリスト

コラム ダイエットにフルーツを活用しよう
伊達さんが朝食に薦める果物。でもあなたは、「フルーツは糖質が多くて太りやすい」と思っている人がいるかもしれない。確かに野菜と比べると、果物は糖質が豊富。だがその主成分の一つである「果糖」は、ショ糖やブドウ糖と比べて血糖値を上げにくく、体脂肪になりにくい。ビタミン類やミネラル、食物繊維など有益な栄養素も多く、ダイエットに役立つ食品だ。空腹時に食べると非常にスムーズに消化されるので、朝食の最初に食べるのがお薦めだ。
ちなみに東洋医学の考え方では、南方系の果物(バナナ、マンゴー、パイナップルなど)は体を冷やすといわれる。ダイエットのためには、温める寒い地域、寒い時期に採れる果実(リンゴ、さくらんぼなど)の方が代謝は高まって有利なはず。夏の暑い時期以外はできるだけ国産の果実を選ぼう。

朝ご飯はしっかり食べなきゃダメ?

 同様のパターンとして、「朝ご飯をしっかり食べる」というのもある。確かに朝食は、一般には健康的な食生活の基本。「朝食を抜く学生は成績が悪い」といったデータがよく知られていることもあり、「朝はしっかり食べなきゃ」と思っている人も多いはずだ。

 だがこれも、子どもの頃からの思い込み。「朝起きて、お腹がすいている人はもちろん食べた方がよいですが、大人の場合、食欲もないのに無理に食べる必要はありません」

 そして、中身の問題もある。「しっかり」というと、旅館の朝食のようにいろいろな食べ物がそろった食卓を想像しがちだが、「育ち盛りの子どもならともかく、食欲のない大人が無理にそんなに食べる必要はないでしょう。野菜ジュース1杯とか、バナナ1本でも構いません」

 朝にバナナというと、一時期「朝バナナダイエット」という方法が流行したが、「あれは栄養学的にはなかなか理にかなっています」と伊達さんは言う。「果物は水分、糖分、ビタミン、ミネラルなどが豊富で、朝に摂取する食品として理想的。もちろんバナナに限る必要はありません。むしろ国産の旬のフルーツなら栄養がより豊富。自分が好きなものの中から、取り入れやすいものを選べばいいでしょう」。

 朝食の量の目安を、伊達さんは「ランチのころにお腹が空く程度」と説明する。

 オフィスで仕事をしている人は、お昼の時間が決まっている場合が多いだろう。「そのころにお腹が空かないのであれば、朝が重すぎるのかもしれません。一度、うんと軽めにするか、ジュースだけに変えてみてください。それでどのくらいお腹が空くかを試したうえで、自分の体に合った朝食を探っていけばいいでしょう」。ここでも、頼りにするのは自分の「空腹感」だ。

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