老化抑制のカギを握る「オートファジー」 最新研究で見えてきたその驚異の機能
第1回 老化抑制のためには「細胞ケア」が重要
柳本 操=ライター
細胞をケアすれば、老化のスローダウンは可能
さらに、吉森氏は私たちの細胞で行われているオートファジーには、その働きにブレーキをかけるタンパク質「ルビコン」が存在することを2009年に世界で初めて発見した。このルビコンは、年を取ると多くの臓器で増えてしまうことから、老化のスイッチをオンにする重要な因子と考えられている(詳しくは2回目で解説)。
柳本 操=ライター
さらに、吉森氏は私たちの細胞で行われているオートファジーには、その働きにブレーキをかけるタンパク質「ルビコン」が存在することを2009年に世界で初めて発見した。このルビコンは、年を取ると多くの臓器で増えてしまうことから、老化のスイッチをオンにする重要な因子と考えられている(詳しくは2回目で解説)。
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