しつこい疲労は自律神経からのSOS! 放置すれば老化にも
第1回 自律神経の機能は加齢により下がる一方、40代では20代の約半分に
田村知子=ライター
疲れているのは体や筋肉ではなく、自律神経の中枢
例えば、自宅から最寄り駅までの同じ距離を、気候のいい春先に歩くのと、真夏の炎天下に歩くのとでは、疲れの度合いが違うことは、経験的に分かるだろう。歩く距離・運動量は同じはずなのに、疲労度が異なるのは、自律神経にかかる負荷の違いだ。
田村知子=ライター
例えば、自宅から最寄り駅までの同じ距離を、気候のいい春先に歩くのと、真夏の炎天下に歩くのとでは、疲れの度合いが違うことは、経験的に分かるだろう。歩く距離・運動量は同じはずなのに、疲労度が異なるのは、自律神経にかかる負荷の違いだ。
「もの忘れがひどくなった」「単語がスッと出てこない」「集中力が落ちてきた」……。加齢とともに脳の衰えを実感する人は多いだろう。「このままだと、早く認知症になるのでは?」という心配が頭をよぎることもあるだろうが、脳の機能は加齢とともにただ落ちていく一方なのだろうか。どうすれば年齢を重ねても健康な脳を維持できるのか。脳に関する興味深い事実や、健康な脳を維持するための生活習慣について、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。
しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。
健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。
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