老化防止には「プラス15分」の運動を 光との付き合い方もポイントに
第3回 普段運動不足な人ほど、運動で大きな効果が得られる!?
福島安紀=医療ライター
また、1日の間で座っている時間が長いほど死亡リスクは高く、9.5時間以上座っている群で顕著にリスクが上がった。座位時間が1日7.5時間の人と比べて10時間座りっぱなしの人たちの死亡リスクは1.48倍、12時間の人たちは2.92倍だった。死亡リスクを低下させるためには、座っている時間を減らして家事なども含めて日常的に動くようにし、早歩きなどの中等度の運動を1日24分以上、1週間に少なくとも150分以上する必要があるという(*4)。