新型コロナウイルスの感染拡大以降、外出や運動の機会が減っている人は多い。久しぶりに仕事や買い物などに出かけたときに、「以前よりも歩く速さが遅くなった」と感じることはないだろうか。歩行速度はいわば、その人の「生活機能の健康度」の指標であり、若々しさを保つためにも重要なものだという。歩行能力を維持する筋力は加齢とともに低下してくるが、その一方で、ポイントを押さえた「プラスα」の刺激(トレーニング)を生活に加えることで、筋力は何歳になっても維持どころか向上もできる。そこで本特集では、「健康寿命を延ばす」ことに重点を置いた筋力トレーニングを専門家が厳選して紹介する。
