健康寿命や突然死回避のカギ握る「血管力」 測定する方法は?
第2回 血管年齢だけで血管力を語ることはできない
田中美香=医療ジャーナリスト
血管力を調べる時期は、動脈硬化リスクや性別、年齢によって異なる
血管年齢や頸動脈エコーなどの検査は、何歳くらいから受けるといいのだろうか。
池谷さんによると、真っ先に受けてほしいのは動脈硬化リスクが高い人だという。つまり、高血圧や脂質異常症、高血糖がある人や、喫煙する人、肥満(メタボリックシンドローム)の人だ(第1回参照)。
田中美香=医療ジャーナリスト
血管年齢や頸動脈エコーなどの検査は、何歳くらいから受けるといいのだろうか。
池谷さんによると、真っ先に受けてほしいのは動脈硬化リスクが高い人だという。つまり、高血圧や脂質異常症、高血糖がある人や、喫煙する人、肥満(メタボリックシンドローム)の人だ(第1回参照)。
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緑内障は放っておくと失明を招く怖い病気だが、病気が進んでも中心部の視力は保たれるため、自分ではなかなか気づきにくい。本記事では、緑内障による失明を回避するために知っておきたい期症状の特徴や、早期発見のために必要な検査、最新治療などについてコンパクトに解説していく。
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