加齢とともに歯と歯の隙間が大きくなり、食べ物がつまりやすくなった。若い頃より歯茎が下がってきた…。そんな経験をしているミドルエイジの方は多いのではないだろうか。実は、歯を失う原因である「歯周病」や「虫歯」のリスクは、加齢とともに高まっていくという。
歯を1本でも多く残すことは、要介護や死亡リスクの低下にダイレクトに結びつくことも最新の研究で分かってきた。「一生、自分の歯で食べたい」と思う人こそ、40~50代からしっかりと歯に関する知識をアップデートする必要がある。この特集では、歯を失うことと健康寿命の関係、歯を失わないためのケアの仕方、万一歯を失った場合の義歯の選び方など、後悔しないために押さえておきたい最新情報を紹介する。
