「疲れがとれない」「意欲が湧かない」などの症状が表れる男性更年期障害は、男性ホルモンのテストステロンの低下が原因。そんな男性更年期障害が、コロナ禍を機に増えているという。体に不調をもたらすだけでなく、生活習慣病や動脈硬化、認知症などのリスクも高めてしまう男性ホルモンの低下は、どのような仕組みで起きるのか。対策はどうすればいいのだろうか。順天堂大学大学院医学研究科・泌尿器外科学教授で日本Men’s Health医学会理事長も務める堀江重郎さんに解説していただこう。
順天堂大学 大学院医学研究科 泌尿器外科学教授/日本Men’s Health医学会理事長
