高血圧の人は筋トレNG? どんな運動をすれば血圧を下げるのに有効か
第2回 「体内の一酸化窒素を増やす」と「きつくない」がポイント
田中美香=医療ジャーナリスト
無酸素運動は瞬間的に力むような運動であるため、筋肉の緊張が高まり、交感神経を刺激する。交感神経が刺激されると血圧が上がるので(第1回参照)、無酸素運動はむしろ血圧を上げる方向に働いてしまうのだ。「動脈硬化がある人の場合、急に血管の内側に圧力がかかると、血管が破れたり、詰まったりすることもあるので注意が必要です」(市原さん)
田中美香=医療ジャーナリスト
無酸素運動は瞬間的に力むような運動であるため、筋肉の緊張が高まり、交感神経を刺激する。交感神経が刺激されると血圧が上がるので(第1回参照)、無酸素運動はむしろ血圧を上げる方向に働いてしまうのだ。「動脈硬化がある人の場合、急に血管の内側に圧力がかかると、血管が破れたり、詰まったりすることもあるので注意が必要です」(市原さん)
「もの忘れがひどくなった」「単語がスッと出てこない」「集中力が落ちてきた」……。加齢とともに脳の衰えを実感する人は多いだろう。「このままだと、早く認知症になるのでは?」という心配が頭をよぎることもあるだろうが、脳の機能は加齢とともにただ落ちていく一方なのだろうか。どうすれば年齢を重ねても健康な脳を維持できるのか。脳に関する興味深い事実や、健康な脳を維持するための生活習慣について、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。
しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。
健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。
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