超高齢化が進む日本。介護システムの維持やヘルスケアコストの増大が大きな社会課題となっている。その解決に向け、健康寿命の延伸に挑戦する企業がある。2019年2月に設立された帝人グループ会社のNOMONだ。
NOMONは帝人グループが培ってきた医療・ヘルスケア事業の実績をベースに、健康維持に有用なエビデンス(科学的根拠)を持つ食品“ニュートラシューティカル”事業を中心に展開する。寿命と健康寿命の間を埋め、前向きに楽しく歳を取る「プロダクティブ・エイジング」の実現を目指す。
NOMON設立の経緯や、食品と機能性素材による健康長寿への挑戦の実際、老化制御の可能性などについて、NOMON代表取締役CEOの山名慶氏に話を聞いた。