脊柱管狭窄症の痛みを和らげる「セルフケア三種の神器」
第2回 歩くと痛い脊柱管狭窄症は、重心を正しく戻して進行を抑える
田中美香=医療ジャーナリスト
セルフケア三種の神器(2)縮こまった筋肉をほぐす「ケア」
三種の神器の2つ目は、縮こまりがちな筋肉をきちんと「ケア」することだ。
背骨のS字カーブを正すには、体の使い方を変えると同時に、全身の縮こまった筋肉を伸ばす・ほぐす習慣をつけておきたい(下図)。マッサージをしてもらうのも悪くないが、たまに通う程度では一時しのぎにしかならない。それなら自分でストレッチして、毎日のルーティンにした方がずっと効果的だ。