新型コロナウイルス感染症の対策として出されていた緊急事態宣言が全国で解除されてから3カ月半が経ち、国内での累計感染者数は7万人を超えた。コロナとの闘いは長期化を余儀なくされ、この感染症はある意味、私たちにとって身近な存在になりつつある。
誰もがいつ感染してもおかしくない状況だからこそ、実際にコロナの診察や検査、そして治療がどのように行われるのかについて、ぜひ知っておきたい。呼吸器内科医で、『肺炎を正しく恐れる』(日経プレミアシリーズ)という著書を出した池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんに解説していただこう。
