「5人に1人が認知症」になる時代 予防につながる「普段の行動」とは
ほんとは怖い 健康診断のC・D判定(第3回)
近藤慎太郎=医師兼マンガ家
「防げる認知症」があることを知っておく
前述したように、認知症をきたす疾患は多い順に、アルツハイマー病(67.6%)、血管性認知症(19.5%)などがあります。
血管性認知症というのは、脳梗塞が起きることによって脳の機能が失われ、その結果として認知症になることです。つまり、「脳梗塞や動脈硬化を予防できれば、それがすなわち血管性認知症の予防になる」ということです。血管性認知症は防げる認知症なのです。
この記事の概要
