コロナで分かった認知症の新たなリスク 予防にはカラオケ・麻雀も
第3回 孤独な男性は認知症リスクが高い?
二村高史=フリーライター
「カラオケは何よりストレス発散になります。大きな声で歌えばすっきりした気分になることは、どなたも経験があるでしょう。不安で落ち込んだ気分を解消することは、認知症のリスク要因を減らすことにもつながります。そもそも音楽には、脳波や血圧や脈拍などに変化を与えたり痛みを和らげたりと、さまざまな効果があることが知られており、国立長寿医療研究センターでもピアノに合わせて歌うなどの音楽療法を行っています」(遠藤さん)