病気のリスクを減らすには「こまめに立ち動く」ことから
第3回 ハードな運動は不要、大きな筋肉のある下半身を動かそう
梅方久仁子=ライター
岡さんによれば、どんな運動をするかよりも、ともかく体を動かそうと思うことが大切だそうだ。例えばテレビを見るときには、CMの度に立ち上がって体を動かすようにしていきたい。
オフィスでの仕事中は体操を始めるわけにはいかないかもしれないが、30分から1時間ごとに区切りをつけて、ブレイクを入れるようにしたい。トイレに行くとか、お茶を飲むとか、ちょっとした休憩タイムを意識的に作って、歩くように心がけよう。家にいる場合は、ブレイクの度にちょっとずつ家事をこなすとか、キッチンに立ってお茶を入れるなどしてみてもいいだろう。身構えて運動をしなくても、工夫次第で「座りっぱなし」は解消できる。