医師500人に聞いた 「がん検診」で受けておくべきものは?
5大がんの死亡率を下げる「対策型検診」とは
日経トレンディ
大腸がんの基本は便潜血検査、大腸内視鏡検査も見逃せない
大腸がん検診で対策型として推奨されているのは便潜血検査のみだが、実は大腸内視鏡検査にも死亡率減少効果のエビデンスは認められている。ただ、受ける側のリスクや検診をする医師や施設の人的コストが高いことから、現状では推奨されていないようだ。「検診としての有効性については大腸内視鏡検査の方が圧倒的に優れているので、例えば大腸ポリープ診療ガイドラインに倣って3年に1度の間隔で受けるのもあり」(山本氏)だという。