血中のアミノ酸を調べれば、7大がん、糖尿病、脳卒中のリスクが分かる!
第2回 アミノインデックス検査でさまざまな病気のリスクを把握
梅方久仁子=ライター
現在がんにかかっているリスクをA、B、Cで判定
当初、アミノインデックス検査は、2011年4月に7種類のがんの罹患リスクを判定する検査として始まった。
健康な人と特定のがんにかかっている人とでは、アミノ酸の濃度のバランスに違いがある。例えば、肺がんにかかっている人は、健康な人に比べてグルタミンやヒスチジンが減り、オルニチンやセリンが増加する。また、胃がんでは、トリプトファン、ヒスチジンをはじめとして、全体的にアミノ酸濃度が低くなる。