「筋肉にたまった脂肪」は有酸素運動で燃やす!
第2回 太っていない人にも潜む「脂肪筋」、背景に運動不足と高脂肪食
梅方久仁子=ライター
ただ、脂肪を何グラムという具合に食事の量を測ることは難しい。
「目安として、脂質の摂取量は総摂取エネルギー(カロリー)の20%から30%の間と考えてください。それから、質の高い脂肪を摂ることが重要です。ラードやバターのような動物性脂肪をたくさん食べると動脈硬化になりやすいことがわかっています。オリーブオイルのような植物油や魚の油を意識して摂るようにしましょう。ただ、植物油がお薦めといっても大量に食べ過ぎると話は別ですよ」と田村氏は言う。