寝たきりになる原因として恐れられている「転倒」。「転倒をきっかけとして骨折し、そのまま寝たきりに…」という恐怖のコースはマスコミなどを通じて知られるようになってきたが、「自分はまだ大丈夫」と軽く見ていないだろうか。実は、加齢や運動不足によって、「転倒リスク」は50代、60代ごろから確実に高まっていく。
本特集では、転倒予防のエキスパートである、東京健康リハビリテーション総合研究所所長の武藤芳照さんに、転倒リスクを下げる生活習慣などを聞いていく。
東京健康リハビリテーション総合研究所所長、日本転倒予防学会理事長、東京大学名誉教授
