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医者がマンガで教えるがん検診の受け方、使い方

肺がんの早期発見に有効なのはレントゲン? CT検査?

肺がん(第2回)

 近藤慎太郎=医師兼マンガ家

“万能”ではないCT検診

 CT検診が死亡率を下げるという報告の一方で、「悪性度の低いものをたくさん見つけているだけじゃないか(過剰診断)」という批判もあります。

 そして見つかったものの多くは、さらなる精密検査の対象になるので、診断が確定するまでに時間も費用もかかるし、肉体的・精神的なストレスも相当なものになります。

 医療被ばくの問題も考慮しなくてはいけません。CT検診を受け続けたことで白血病などのリスクが上がっては、元も子もありません。リスクとベネフィットを天秤にかけると、少なくとも50歳未満には推奨できないとされています(*11)。

 特に乳がんの家族歴がある人は、特殊な遺伝子変異がある可能性があります。

 遺伝子変異があって30歳未満の場合、医療被ばくによって乳がんのリスクが高まることが報告されています(*12)。

 それを考慮すると、30歳以上であってもCT検診はできるだけ避けた方が無難かもしれません。

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