匂いを感じない…それは認知症の初期症状かも
第1回 嗅覚低下は「食事がおいしくない」から始まる
田中美香=医療ジャーナリスト
匂いの感じ方が異なるのは、「匂いセンサー」がさまざまだから
われわれは常にさまざまな匂いにさらされているが、どのように匂いを感じ取っているのだろうか。
東原さんによれば、匂いのもとになる化学物質(以下、匂い物質)は、世の中に数十万種類も存在するという。例えばコーヒーは、300~400種類の匂い物質が組み合わさって「香ばしい香りだ」と感じさせる、混合臭なのだ。
田中美香=医療ジャーナリスト
われわれは常にさまざまな匂いにさらされているが、どのように匂いを感じ取っているのだろうか。
東原さんによれば、匂いのもとになる化学物質(以下、匂い物質)は、世の中に数十万種類も存在するという。例えばコーヒーは、300~400種類の匂い物質が組み合わさって「香ばしい香りだ」と感じさせる、混合臭なのだ。
「もの忘れがひどくなった」「単語がスッと出てこない」「集中力が落ちてきた」……。加齢とともに脳の衰えを実感する人は多いだろう。「このままだと、早く認知症になるのでは?」という心配が頭をよぎることもあるだろうが、脳の機能は加齢とともにただ落ちていく一方なのだろうか。どうすれば年齢を重ねても健康な脳を維持できるのか。脳に関する興味深い事実や、健康な脳を維持するための生活習慣について、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。
しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。
健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。
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