五感から快眠! これでストンと眠りにおちる
日経ヘルス
蒸し暑くて眠れない! 何度も目が覚める! でもエアコンは苦手……。そんな困った夏の眠りをぐっすり睡眠に変えるには? 10の快眠テクを紹介します!
暑くて寝苦しい夜もぐっすり! そんな夏の快眠を手に入れるには、眠り環境を良くする工夫が必要だ。
「ポイントは大きく2つ。エアコンと扇風機をうまく使って、寝室内の温度と湿度をコントロールすること。そして、涼しい寝具を使うこと。寝具は替えずにエアコンだけで調整しようとすると、設定温度が低くなりすぎて、体調を崩しかねない」と快眠セラピストの三橋美穂さんは話す。
夏用の涼しい寝具はいろいろあるが、大切なのは「背中が蒸れないこと」だという。「例えば敷きパッドは表面が涼しい麻でも、中綿がポリエステル素材だと熱がこもって蒸れやすいので、選ぶときは注意して」(三橋さん)。
枕は、背中が大きく開放される抱き枕が夏に適している。またシーツの下にシーグラスマット(水草を粗く編んだ玄関マット)を1枚敷くと、背中が蒸れにくくなるという裏技も。さらには「部屋着で寝ていたのをパジャマに替えるだけでも快眠度が上がる」と三橋さん。
最新情報から厳選した夏の快眠テクニックを紹介。自分に合う方法がきっとあるはず!
夏の快眠テクニック
- 1「寝る前25℃エアコン」+「天井向け扇風機」
- エアコンは寝るときではなく、寝る前から。「寝る1時間ほど前から25℃前後で部屋を冷やしておき、就寝時には26~28℃に設定し直す。冷やす目安は、汗ばむけれど目は覚めない程度。扇風機も併用すると一層効果的」と三橋さん。扇風機は天井に向けて首振りにし、部屋の空気を揺り動かすのがいい。
