あなたの眠りをチェック! 睡眠のウソ、ホント
日経ヘルス
蒸し暑くて眠れない! 何度も目が覚める! でもエアコンは苦手……。そんな困った夏の眠りをぐっすり睡眠に変えるには? 10の快眠テクを紹介します!

暑くて寝つけない、途中で目が覚める……。そもそも夏に寝苦しいのは、高温多湿のため体温調節がうまくいかないから。
「眠るときは自然に手や足が温かくなる。手足から熱を逃がすことで体内の温度を下げ、体と脳を休息状態にする。このとき自然に眠たくなる」と日本大学医学部精神医学系の内山真教授。それを示したのが下のグラフだ。まず皮膚温が上がり、続いて体の内部温度の低下と眠気がやってくる。このプロセスがスムーズにいって初めて快眠が得られるわけだ。
ところが、夏は気温と湿度が高く、汗も蒸発しにくい。体温低下がうまくいかないので、スーッと眠りに落ちていけない。「だからこそ、この時期は寝室や寝具を眠りやすく整える必要がある」と快眠セラピストの三橋美穂さんは言う。
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