心臓に負担をかけず、血管を強くする「パワーウォーキング」
南先生が血管を強くするために推奨する歩き方が「パワーウォーキング」だ。競歩の元オリンピックメダリスト、ドイツのハートヴィッヒ・ガウダー氏が、心臓の病気から回復した体験を基に考案したウォーキング法で、南先生も医学的な見地から大いに賛同している運動法だ。心臓に負担をかけず、血管を強くし、代謝を上げる効果があるという。
この記事の概要
- 1. 血管は、何歳になっても強くすることはできる
- 2. 健康診断に落とし穴? 結果が「異常なし」でも油断禁物
- 3. 50歳を過ぎたら心臓ドックを検討、まずは血管年齢の把握から
- 4. 健診結果で見るべきポイントとは?
- 5. コレステロールは、善玉と悪玉の比率が問題
- 6. 血液中に過剰な糖があると、血管が硬くなってしまう
- 7. 血管を強くする食事の効果は、3週間程度から徐々に表れる
- 8. 塩分摂取量の理想と現実には2倍近い差が
- 9. 50歳を過ぎたら、1日3食しっかり“ごはん”はNG!
- 10. コレステロールの善玉/悪玉比で動脈硬化の状態が分かる?
- 11. 善玉コレステロールを増やす食事とは?
- 12. 運動をすれば、心臓も血管も鍛えられる!
- 13. 血管を柔らかくするカギ「一酸化窒素(NO)」
- 14. 血管若返りに効くのは「有酸素運動」
- 15. 心臓に負担をかけず、血管を強くする「パワーウォーキング」
- 16. 大切なのは脈拍! 15分おきに脈拍を測りペースを調整
- 17. ストレッチや手足の「爪をもむ」のもお勧め