今すぐ“のど”を鍛えて肺炎撃退! 3つの実践的トレーニング
第3回 のどの老化を遅らせ、健康寿命を延ばす「飲み込み力」の鍛え方
田中美香=医療ジャーナリスト
まずは1カ月半、続けよう!
今回紹介したトレーニングはいずれも、やり方は至って簡単、時間もかからない。それだけで寿命が延びる可能性があるのだから、ぜひ毎日実践してほしい。
当然だが、トレーニングは続けなければ意味はない。西山医師は、その人の性格にもよるが、特に男性はさぼりがちだと指摘する。「女性は、医師の指導をきちんと聞いて真面目に続けてくれるので手ごたえを感じやすいでしょう。問題は男性です。すぐにトレーニングをやめてしまう人が多い傾向があります。そもそも、男性のほうがのどの老化が進行しやすいだけに、肺炎になりたくなかったら早めにトレーニングを始め、しっかり継続してほしいのですが…」(西山医師)