のどの老化が招く「誤嚥」と「肺炎」の恐ろしい関係
第2回 「誤嚥性肺炎」は50代から増え始める
田中美香=医療ジャーナリスト
睡眠中に唾液・胃液が気管に入って誤嚥を起こすことも
誤嚥物の代表は飲食物だが、飲食していなくても誤嚥は起こり得る。夜中に起きてゴホゴホと咳をしたりムセたり、こんなときに疑われるのは「唾液誤嚥」。寝ている間、口の中に残った唾液が無意識のうちに気管へと流れ込むことが原因だ。唾液が気管に進入すれば、肺炎を誘発することもありえる。
田中美香=医療ジャーナリスト
誤嚥物の代表は飲食物だが、飲食していなくても誤嚥は起こり得る。夜中に起きてゴホゴホと咳をしたりムセたり、こんなときに疑われるのは「唾液誤嚥」。寝ている間、口の中に残った唾液が無意識のうちに気管へと流れ込むことが原因だ。唾液が気管に進入すれば、肺炎を誘発することもありえる。
年末年始や年度の変わり目など、宴会が増える季節に、楽しくお酒を飲みながらふと頭をよぎるのが、「体重の増加」と「気になる検査値への影響」ではないだろうか。暴飲暴食が続くとさまざまな検査値に影響が及ぶ。今回は、働き盛りの世代に身近な「尿酸値」「血糖値」「中性脂肪」を上げないための、宴会での上手な飲み方・食べ方のコツをまとめた。
サバ、イワシなどの「青魚」の健康効果が注目されている。青魚にたっぷり含まれるDHAやEPAは、血管を若返らせ、メタボを抑制したり、認知症のリスクを下げる効果も期待できる。手軽に食べられる「サバ缶」や「イワシ缶」も人気で、カルシウムもしっかりとれるため、骨粗鬆症の予防にもなる。
体の中に縦横無尽に張り巡らされた「血管」をよい状態に保つことは、健康を維持するため、そして老化を防ぐために極めて重要だ。では、強い血管をキープし、老化した血管を若返らせるには、何をすればいいのだろうか。本特集では、2万例を超える心臓・血管手術を手がけてきたスペシャリストに、血管の若さを維持する秘訣と、血管を強くする運動法・食事法を聞いていく。
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