「運動強度」の足りないウォーキングはいくらやっても意味がなかった!
【基礎編】第1回 ポイントは歩数ではなく歩幅
松尾直俊=フィットネスライター
ただ、ここで注意しなければいけないのが、歩幅を広げようと、足を前に出すことに気を取られすぎると、体が後傾してしまうことだ。
「体が後傾すると、歩幅は広がりませんし、速度も上がりません。歩幅を広くする時には、足を前に出すことよりも、後ろ足で地面を蹴ることを意識するといいでしょう。すると軽い前傾姿勢が取れるようになって、キビキビしたウォーキングができるようになります」(中野さん)。こうすると、推進力を生み出すお尻の殿筋群も積極的に働かすことができて、強化することもできる。